埼玉ゆかりの文学者たち

このページでは、文学展示室の常設展「埼玉ゆかりの文学者19人」で紹介している埼玉県とゆかりの深いおもな文学者19人と「永井荷風コレクション」についてその概要を紹介します。
施設案内|文学展示室

    小説

    田山 花袋

    田山花袋は現在の群馬県館林市出身の小説家です。明治40(1907)年、小説『蒲団』を発表し、自然主義文学の代表的作家として活躍しました…

    武者小路 実篤

    武者小路実篤は現在の東京都千代田区出身の小説家です。明治43(1910)年、志賀直哉らと文芸雑誌『白樺』を作り、小説『友情』や…

    三上 於菟吉

    三上於菟吉は現在の春日部市出身の小説家です。少年時代、通学していた旧制粕壁中学(現・県立春日部高校)では文芸部に所属しており…

    大谷 藤子

    大谷藤子は秩父郡両神村(現在の小鹿野町)生まれの小説家です。高見順らと文芸雑誌『日暦』を作った翌年の昭和9(1934)年、小説『半生』が…

    豊田 三郎

    豊田三郎は現在の草加市出身の小説家です。旧制粕壁中学に進み、大学卒業後は児童文学誌『赤い鳥』の編集をしながら文学活動を続け、初めて…

    中島 敦

    中島敦は現在の東京都新宿区に生まれた小説家ですが、2歳の時に祖母に預けられ、幼年期を今の久喜市で過ごしました。幼い頃から漢学の知識が…

    深沢 七郎

    深沢七郎は山梨県東八代郡石和町生まれの小説家です。昭和31(1956)年に小説『楢山節考』が第1回中央公論新人賞を受賞して、…

    安藤 鶴夫

    安藤鶴夫は東京の浅草生まれの小説家・演劇評論家です。歌舞伎・落語などの評論活動の一方、小説や随筆でも活躍しました。小説『巷談本牧亭』で…

    宇野 信夫

    宇野信夫は現在の本庄市に生まれた劇作家です。中学時代は旧制熊谷中学(現・県立熊谷高校)で過ごしました。昭和10(1935)年、歌舞伎座で…

    蔵原 伸二郎

    蔵原伸二郎は今の熊本県阿蘇郡阿蘇町に生まれた詩人です。大学在学中の大正12(1923)年に、萩原朔太郎の詩集『青猫』に影響を受けて詩を書き始め、…

    岡本 潤

    岡本潤は現在の本庄市に生まれた詩人で、幼年時代を本庄で過ごしました。大正12(1923)年、「詩とは爆弾である!」の宣言のもと、…

    神保 光太郎

    神保光太郎は山形県山形市出身の詩人です。学生時代から詩を作り始め、昭和10(1935)年に文芸誌『日本浪曼派』に参加し、詩誌『四季』…

    短歌

    前田 夕暮

    前田夕暮は現在の神奈川県秦野市出身の歌人です。明治43(1910)年に発表した第一歌集『収穫』により、若山牧水とともに自然主義を代表…

    三ヶ島 葭子

    三ヶ島葭子は現在の所沢市に生まれた歌人で、学生時代は埼玉県女子師範学校(現・埼玉大学)に通っていました。島木赤彦や古泉千樫らに…

    鹿児島 壽藏

    鹿児島壽藏は福岡県福岡市出身の歌人です。歌誌『アララギ』に参加し、島木赤彦、土屋文明らに学んで活動を続けました。また、紙塑人形の…

    俳句

    長谷川 かな女

    長谷川かな女は現在の東京都中央区生まれの俳人です。夫・長谷川零余子の友人であった現・行田市の俳人、石島雉子郎のすすめで俳句を始め…

    加藤 楸邨

    東京出身の俳人で、昭和4(1929)年に旧制粕壁中学(現・県立春日部高校)の教員となりました。その後、水原秋櫻子と出会い、教えを受けながら…

    児童文学

    北川 千代

    北川千代は現在の深谷市に生まれた児童文学作家です。『世界同盟』など社会の現実を直視したテーマで多くの作品を発表しました。『みつばちマーヤの…

    打木 村治

    打木村治は大阪市福島区に生まれた小説家・児童文学作家ですが、3歳の時に今の東松山市に移り、旧制川越中学(現・県立川越高校)で学びました…

    永井荷風コレクション

    永井 荷風

    永井荷風は現在の東京都文京区出身の小説家です。明治41(1908)年に発表した短編小説集『あめりか物語』で人気を集め、数多くの作品を残しました…

さいたま文学館

〒363-0022 
埼玉県桶川市若宮1-5-9
TEL.048-789-1515 
FAX.048-789-1517
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