「文芸埼玉」は、埼玉県教育委員会が多くの文学者の協力を得て、昭和43年に創刊した総合文芸誌です。
都道府県で発行する文芸誌としては、最も早い時期に刊行されたものであり、本県における文学活動の普及・向上に一定の役割を果たして今日に至っています。
編集は、各分野の文学者による編集委員会が行っていますが、さいたま文学館の開館に伴い、第58号からは、さいたま文学館が発行しています。
年に2回刊行し、偶数号では、広く県民から募集した文学作品の中から入選した作品等を掲載し、奇数号では「埼玉文芸賞」の入賞作品等を掲載しています。
また既に第一線で活躍している方々の作品も随時掲載しています。
なお、表紙絵・レイアウト等については埼玉県美術家協会の御協力をいただいております。
「文芸埼玉」のご購入について
「文芸埼玉」は、当館ミュージアムショップのほか、県政資料コーナー(県庁衛生会館1階・県政情報センター内)などでお買い求めいただけます。
通信販売も行っております。くわしくは、「さいたま文学館の刊行物」をご覧ください。
さいたま文学館の刊行物
「文芸埼玉」よりお知らせ
文芸埼玉の主な掲載内容
※107号以前の掲載内容につきましては、随時掲載を追加していく予定です。
文芸埼玉第106号(令和3年12月25日発行)
小説 | 「支柱立て」金井未来男 |
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詩 | 葉山美玖、佐藤克哉、中原道夫、星善博、岡本勝人 |
短歌 | 生沼義朗、古志香、竹内由枝、笛木智恵美、渡辺栄治 |
俳句 | 篠原章、永松靖典、平澤蕉、細井路子、脇田良々絵 |
随筆 | 「「天使の子の母」のひとりごと」 さとうようこ |
川柳 | 中村徹、野川清、閑野道子、関根一雄、城谷蛙柳 |
時評 |
・「コロナ下でも新たな試み」秋山公哉 ・「コロナ禍と短歌」下村すみよ ・「俳句への思い」増田和惠 |
応募作品 | 自由作品及び共通テーマ「埼玉のスポーツ」入選作品 |
「文芸埼玉」第106号応募作品選評 | 永杉徹夫、矢内久子、北畑光男、御供平佶、中山洋子、梶野正二 |
さいたま文学館収蔵資料紹介41 | 「秩父ぼうとくどき」 |
追悼記事 |
内田雪彦先生追悼「一冊の句集と川柳一筋」相良博鳳 傳馬義澄先生追悼「もっと教えを乞いたかった……」野村路子 |
表紙絵など |
・表紙絵/斉藤博康 ・とびら絵/大島康至 ・目次絵/高橋美紀子 ・カット/江刺家隆・菅野公夫 ・レイアウト/大木英穂 |
文芸埼玉第107号(令和4年6月30日発行)
第53回埼玉文芸賞受賞作品 |
小説=「カラスの居場所」川合純子 詩=『しろい風の中で』田中眞由美 短歌=『帽子が不在』高橋元子 |
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同準賞受賞作品 | エッセイ、児童文学、俳句、川柳 各2点 |
同奨励賞受賞作品 | 俳句、川柳 各1点 |
佳作作品 | |
53回埼玉文芸賞選評 | 相澤与剛、杉浦晋、櫻沢恵美子、野村喜和夫、外塚喬、岩淵喜代子、相良敬泉 |
埼玉の文学界-令和3年- | |
表紙絵など |
・表紙絵/圡山久利 ・とびら絵/高沢郁子 ・目次絵/中島伸一 ・カット/滝本高明・高橋裕子 ・レイアウト/大木英穂 |