永井 荷風
永井荷風は現在の東京都文京区出身の小説家です。
明治41(1908)年に発表した短編小説集『あめりか物語』で人気を集め、数多くの作品を残しました。荷風のその作風は「耽美派」と呼ばれています。また慶應義塾大学の教授となり、多くの作家が参加した雑誌『三田文学』を発行しました。
(写真下:野心・歓楽)
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名前
永井 荷風(ながい かふう)
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生没年
明治12~昭和34(1879-1959)
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埼玉とのかかわり
さいたま文学館の持つ「永井荷風コレクション」は、荷風関係資料の収集家で古書店を開いていた山田朝一さんが長い時間をかけて集めたものです。荷風の自筆資料や本・雑誌など約4,000点を文学館で保存し、その一部を展示室で公開しています。
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主な作品
・あめりか物語(明41)
・ふらんす物語(明42)
・すみだ川(明42)
・うでくらべ(大5)
・断腸亭日乗(昭34)
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関連サイト
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