お知らせ
2023年3月3日 第54回 埼玉文芸賞決定のお知らせ
埼玉県・埼玉県教育委員会では、県内における文芸活動の振興を図るため、昭和44年に埼玉文芸賞を創設し、文芸各部門の創作活動において特に優れた作品を顕彰しています。
第54回となる今回も、幅広い年齢層からの応募があり、小説・戯曲、文芸評論・エッセイ・伝記、児童文学、詩、短歌、俳句、川柳の部門に合計390点の作品が寄せられました。
これらの作品について、2月3日(金)さいたま文学館で開催された選考委員会の推薦に基づき、埼玉文芸賞3点、同準賞8点、同奨励賞4点を下記のとおり決定しました。
詳細は以下PDFをご覧ください。
埼玉文芸賞
- 小説・戯曲部門
『冬の夕日』星野 透(ほしの とおる)
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受賞のことば
文章を書き始めたのは、65歳の定年後からで、認知症予防になればという思いからでした。
これからも続けようと決めております。
- 詩部門
『暗夜巡礼』中尾 敏康(なかお としやす)
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受賞のことば
伝統ある埼玉文芸賞を賜り光栄に存じます。
この賞の名に恥じないように更なる精進を重ねたく思います。
- 短歌部門
『青熒(せいけい)』綾部 光芳(あやべ みつよし)
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受賞のことば
いまだに思うような作品が出来ないでいますが、 今回重みある賞の受賞、皆様に心より感謝申し上げます。
埼玉文芸賞準賞
- 文芸評論・エッセイ・伝記部門
『ときどき消える』青島 未知(あおしま みち)
『小さい助っ人』吉田 光(よしだ こう) - 児童文学部門
『サバンナ、一万三千キロ、ふたり旅』福島 のりよ(ふくしま のりよ)
『マグカップ』コキア(こきあ) - 俳句部門
『朋哉句集 三』 若杉 朋哉(わかすぎ ともや)
『単眼鏡』久下 晴美(くげ はるみ) - 川柳部門
『人生の四季』中本 友持(なかもと ゆうじ)
『花紀行』村田 伊代(むらた いよ)
埼玉文芸賞奨励賞
- 児童文学部門
『僕の隣には』白宮 響花(はくみや きょうか) - 短歌部門
『記憶』小林 史弥(こばやし ふみや) - 俳句部門
『ゴーグルは見た』吉瀬 千咲(きせ ちさき) - 川柳部門
『はしっこの星』佐々木 彩乃(ささき あやの)
選考委員
小説・戯曲部門:相澤与剛、北原立木、中村邦生
文芸評論・エッセイ・伝記部門:佐藤健一、杉浦晋、平野晶子
児童文学部門:金治直美、櫻沢恵美子、森埜こみち
詩部門:北岡淳子、鈴木東海子、野村喜和夫
短歌部門:沖ななも、外塚喬、内藤明
俳句部門:岩淵喜代子、尾堤輝義、田口紅子
川柳部門:酒井青二、相良敬泉、西松忠義