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2025年10月11日(土) 〜 12月7日(日)
企画展 歌人・濱梨花枝(はまりかえ)~幻の墳(つか)のほとりで~
企画展 歌人・濱梨花枝(はまりかえ)~幻の墳(つか)のほとりで~
埼玉県を代表する歌人の一人である濱梨花枝(はまりかえ)を紹介する企画展を開催します。
北埼玉郡埼玉村(現・行田市)の名家に生まれ、19歳で久喜町(現・久喜市)にある旧家に嫁いだ濱は、旧家の重圧に苦しみ、短歌に救いを求めます。54歳の時に歌誌『青遠』を創刊すると、青遠短歌会の主宰として30年以上にわたり多くの後進を育成しました。
幼い頃から万葉遺跡の小埼沼や古墳を眺めながら育った濱の歌には、古代への幻想や郷土への憧憬をテーマにしたものが多くあります。
この企画展では、歌稿や創作ノートなどの直筆資料や、雑誌(歌集未収録の短歌を掲載)などの貴重な資料を通して、家の問題を抱えながらも、短歌と向き合い続けた濱の業績を紹介します。
《企画展関連イベント》
●上映会&トークイベント
●文学散歩「濱梨花枝の歌と古墳をめぐる」
●講演会「知られざる濱梨花枝の素顔」
●プリマカフェコラボメニュー
- 展示概要
- 関連イベント
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展示概要
日程 2025年10月11日(土) 〜 12月7日(日) 時間 10:00~17:30(観覧受付は17:00まで)
料金 一般:210円 (団体120円)/ 高校生・学生:100円(団体60円)
※団体20人以上
(中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介助の方1名は無料)
会場 企画展示室 休館日 月曜日(10/13,11/3,24は除く),10/14(火),10/28(火),11/4(火),11/25(火)
内容 プロローグ 万葉歌碑のある家に生まれて
第 1 章 歌人としての出発
第 2 章 『青遠』創刊
第 3 章 活動の広がり
第 4 章 「東方の歌碑」建立
エピローグ 幻の墳のほとりで
コ ラ ム 埼玉を歌う
主催 さいたま文学館 -
関連イベント
●上映会&トークイベント
濱梨花枝の半生を紹介した番組の上映と、長年共に過ごしてきた家族の目から見た濱の姿についてお話しいただきます。
日時:10月18日(土)14:00~15:30(開場は13:30)
会場:久喜総合文化会館 小ホール(久喜市下早見140)
内容:上映「わたしの生き方ー埼玉の女性ー」(約20分)
トーク「家族から見た濱梨花枝」(約60分)
定員:300名(先着順)
申込方法:事前申込制・電話受付048-789-1515
出演:榎本 道子氏(濱梨花枝長男の妻)
榎本 恭子氏(濱梨花枝次男の妻)
進行:堀内 謙一氏(認証アーキビスト)
後援:久喜市教育委員会
●文学散歩「濱梨花枝の歌と古墳をめぐる」
古墳の歴史や特徴についてのガイドを受けながら、濱梨花枝が詠んだ古墳や故郷にまつわる歌を鑑賞します。
日時:10月25日(土)13:45~15:30
会場:さきたま古墳公園(行田市埼玉4834)
定員:30名(応募者多数の場合は抽選)
申込方法:10月15日(水)必着で往復はがきにて申込
往復はがきの〔往信ウラ〕に①氏名(ふりがな)・②住所・③電話番号を、〔返信オモテ〕にご自身の住所・氏名を明記の上、〒363-0022 桶川市若宮1-5-9 さいたま文学館 企画展文学散歩係宛
にお送りください。(1通につき1名まで)
案内:文学館職員・県立さきたま史跡の博物館学芸員
協力:埼玉県立さきたま史跡の博物館
●講演会「知られざる濱梨花枝の素顔」
濱梨花枝に師事した歌人の飛髙 敬氏に、濱との思い出や、『青遠』などについてご講演いただきます。
日時:11月15日(土)14:00~15:30(開場は13:30)
会場:さいたま文学館 文学ホール
定員:200名(先着順)
申込方法:事前申込制・電話受付048-789-1515
講師:飛髙 敬氏(日本歌人クラブ名誉会員、埼玉歌壇元選者、『青遠』編集委員、『曂野』主宰)
●プリマカフェコラボメニュー
お問い合わせ
さいたま文学館 TEL:048-789-1515