さいたま文学館では、平成9年の開館以来、埼玉ゆかりの文学者を中心とした文学資料の収集に努めてまいりました。その収蔵資料は、平成20年に10万点、平成28年には15万点を超えました。
この収蔵名品展は、豊富な収蔵資料の中から平成24年以降に収集した資料を中心に、特にゆかりの文学者の筆跡を味わうことのできる優品を選んで展示し、さいたま文学館の資料収集活動の成果の一端を紹介いたしました。
なお、与謝野晶子については、昨年収集した自筆歌稿「山泉抄」(名栗の情景を詠んだ作品で一部に未発表作品が含まれている可能性が高い)を公開いたしました。